★これから年末までの2ヶ月間が市場が一年で最も忙しい時期となります。忘年会で一年の垢を取り、正月はおせち料理に舌つづみ。最も近頃では、年末から正月は海外で過ごす人も多いようです。でも、どんなに忙しい世の中になっても、日本人の伝統文化は守り、伝えて行きたいものですね。





新しいお店ご紹介コーナー

 ★株式会社ヒロワ
去る10月16日、第5通路西側に中華材料の店「ヒロワ」が新規オープンしました。早速、社長の堀江さんにどんなお店かお尋ねしました。
「もともと両親が中華惣菜の店を経営しておりまして、これを引き継ぐ形でこの会社を始めました。現在は都内と横浜などの中華料理専門店(聘珍櫻、謝朋殿、四川飯店等)に食材を卸しておりますが、ご縁がありまして卸売センターに店を開くことになりました。専門的な中華材料の品揃えに力を入れながら、真っ昼間市などのイベントを通じ、一般のご家庭で味わえる中華料理をご提案したり、珍しい中華食材をご紹介していきたいと考えています。」
友人の『料理の鉄人』陳 健一さんも近い内に応援に駆けつけてくれるはずと、楽しそうにお話してくれました。
  電話 042(336)5031


 

旬の食材(水産)

● カレイ
カレイは、スーパーや魚屋で年中見かける魚ですが、その種類は日本近海だけでも約40種あります。アサバカレイは、カレイ類の中では市場での取扱量が最も多い魚で、おもに北海道などの北の地方で漁獲されます。一般には「子持ちガレイ」と称して切り身にして売られており、とくに卵巣のついている切り身に人気があります。周年、輸入の冷凍ものが出回っていますが、11月頃から北海道などで獲れた生鮮ものの入荷が増加します。これは、産卵のため内湾の浅場に集ってきたところを漁獲するものなので、卵巣が大きく、たいへん美味で、とくに煮付けにすると最高です。切り身の場合の鮮度の見分け方は、身がフカフカになっていなくて、張りのあるものが新鮮です。身肉の色が白く、やや透明感があって、つやのあるものが良いでしょう。卵巣の部分は赤に朱を混ぜた色から橙色で、張りのあるものを選びましょう。



旬の食材(青果)

● ほうれんそう(緑黄色野菜のプリンス)
 ほうれんそうの原産地はペルシャ地方で、シルクロードから中国・日本へ伝幡した東洋種と、ヨーロッパ・アメリカ経由の西洋種があります。
 露地・促成・ハウス栽培と、一年中生産されていますが、10月からは東京都中央卸売市場への入荷も増え、翌3月頃まで潤沢に出回ります。現在、市場に入荷しているほうれんそうのほとんどは、東洋種の歯切れよさと、西洋種の葉肉の厚さ、とう立ちの遅さを活かして品種改良された種類です。サラダほうれんそうもこの一種です。おひたしと炒め物でいただくことの多いほうれんそうですが、煮込んだりスープの具などにも適し、いろいろな料理が楽しめます。葉に張りがあり、根元がほんのりと赤い鮮度の良いものを選び、肉や卵、バターやチーズと一緒の料理に応用すると、おいしく栄養補給ができます。また、ほうれんそうは、各種ビタミン・鉄分・ミネラル類の豊富な、緑黄色野菜の「プリンス」です。鉄分は牛レバーに匹敵し、貧血予防と消化吸収のよい植物繊維が胃腸を整え、便通を良くし、ヨーロッパでは「胃腸のほうき」とも言われています。

※ 「旬の食材」記事はホームページ:
東京都中央卸売市場からの抜粋です。
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/

 



センターぶらり探訪  伝統編

  大東京綜合卸売センターは、今年で創業35周年を迎えましたが、中には当センターができるはるか昔から営業を続けているお店があります。今回は、そんな伝統のあるお店を訪ねました。

府中宮崎箸店(第4通路東側)
 創業は?
「明治18年に、曽祖父が浅草橋で開業しましたから百年以上になります。当時は若狭塗りなどの塗り箸と漆器の問屋でした。」
途中ご苦労があったのでは?
「大正12年の関東大震災では、お店が全焼し、たいへんな思いをしたと二代目から聞いております。」
当センターへの出店のきっかけは?
「都心部から多摩地区への大量の人口移動を見て、このセンターが開場した昭和41年、三代目が移転を決断しました。」
現在の主力商品は?
「やはり、創業時からの漆器です。産地は若狭、紀州、小田原など全国各地に亘ります。」
お勧め商品は?
「お正月のおせち料理に欠かせない重箱はもちろん、今、女性に大人気なのが春慶や山中塗りなどのおにぎり弁当用の塗り箱です。とっても可愛くて、機能的に出来ていますので、是非、ご覧になってください。」
今後の抱負は?
「伝統の良さを生かしながら、時代にマッチした、使い心地の良い漆器を、選りすぐりご紹介して行きたいと思っています。」
百年を越える伝統の店府中宮崎箸店の四代目社長が、お忙しい中お話して下さいました。




▼大東京綜合卸売センター新聞第2号はいかがでしたか。次号は12月8日の真っ昼間市チラシと当センターのホームページに掲載する予定です。また、本誌に情報を掲載されたい方またはご意見は次までご連絡ください。

東京都府中市矢崎町4の1
株式会社大東京綜合卸売センター
電話 042(364)8211
(担当 大島)
e-mail/oshima@fuchu-doc.co.jp
http://www.fuchu-doc.co.jp/