★ 早くもうっとうしい梅雨模様ですが、紫陽花、菖蒲や水芭蕉といった色鮮やかな花々の季節でもあります。本紙でもご紹介のとおり、切り花や鉢物を扱うお店が今月からオープンしましたので、またひとつ市場に彩りを添えるものと期待しております。
また、今年は先月の魚御殿オープン一周年記念を始め、7月には夏休みお楽しみ抽選会と10月には真っ昼間市五周年記念イベントなどお楽しみ企画がいっぱいです。
それでは、なるべく早い梅雨明けを祈って次号でお会いしましょう!


新しいお店紹介コーナー

▲ (有)山梨農園(第3通路中央)

この度、新規オープンした青果と花きの店「(有)山梨農園」の代表窪田さんにお話を伺いました。
お店の特徴は?
「旬の青果物(ハウスではない露地もの)を中心に全国から産地直送で取り寄せ販売します。もちろん、すべて国産品です。肥料は減農薬・減化学肥料が基本で、お客様が安心してお求めいただけるように商品履歴も整備する予定です。また、花きについては愛知県渥美からの直送で切り花と鉢物もそろえます」
お勧めは?
「私どもの農園で取れた山梨産の果物、さくらんぼ、メロンなどはもちろん、ブロッコリーなども自慢の商品です。」
今後の抱負は?
「現在の国内農業従事者の平均年齢は65歳を越えていますが、これは生産者の収入が低すぎて後継者が育たないためと言われています。私共は、後継者が安心して農業を継続し、また自信を持って商品を出荷できるようにと、仲間と農家を法人化しております。そして、全国の有力な法人生産農家を組織化した上で、明確な生産履歴を持つ優れた農産物を、直接消費者に販売するシステムを構築したいと考えている国内の商社(物産アグリリテールシステムズ)と業務提携し、流通コストの低減や青果物の安全性を高めるなどの努力を重ねて、生産者には未来に夢をもてる、また消費者にとっては安心してお買い求めできる青果物を生産販売していきたいと考えております。」
日ごろ、当たり前のように食卓に並ぶ野菜や果物ですが、日本の農家の方々が如何に、真剣に生産に従事しているかを教えられた窪田さんのお話でした。


 

旬の食材(水産)

● うなぎ(鰻)
栄養価の高いうなぎは、この時期夏バテ予防にもってこいの食物です。
日本産うなぎは、南方で産卵し、ふ化するとレプセファルスという幼魚になり、海流に乗って川に向かい、やがてシラスとなって沿岸にたどり着きます。天然物のうなぎは少なくなり、体調5〜6pのころ夜間に川を上るシラスを取って、池で育てたものが養殖のうなぎです。夏から秋が旬の淡水魚で、天然ものはいまや幻のうなぎとなりつつあります。東京都中央卸売市場の、平成11年の入荷量は、6,800トン、入荷のピークは6〜8月です。「生鮮うなぎ」は、静岡、愛知県などから入荷し、焼き物製品で入荷する「蒲焼うなぎ」や「白焼きうなぎ」のほとんどは、中国、台湾からの養殖の輸入物です。
昔から親しまれている天然物は高価ですが、養殖物の普及で大衆化されて、夏場の栄養補給には欠かせない食材となっています。




旬の食材(青果)

● さくらんぼ
  (初夏のさわやかな味覚)
初夏のさわやかな味覚のひとつに、さくらんぼ(桜桃)があります。
国内産では、ハウス物と露地ものがあり、ハウス物は早くから出回りますが、露地物は6月初旬から7月下旬まで山梨、山形、青森、北海道と産地を移しながら東京都中央卸売市場に出回ります。
国内産には、ジャボレー、高砂、佐藤錦などの品種があり、中でも佐藤錦は甘味と酸味がほどよく調和した優れた品質を持っています。
アメリカ産では、5月の連休明けからカリフォルニア産ブルック種、5月下旬からカリフォルニア・ワシントン・オレゴン産のビング・レーニア種も加わります。強い甘さとやや固めの果肉、強い香りが特徴で、小売店やスーパーなどの店頭でもよく見受けられるようになりました。さくらんぼは、鮮度が重要です。果肉がしまり、表面がなめらかで傷のないものをお勧めします。国産・輸入品とも季節の食味をお楽しみください。

※ 「旬の食材」記事はホームページ:
東京都中央卸売市場からの抜粋です。
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/

 



▼大東京綜合卸売センター新聞はいかがでしたか。次号は7月13日号の真っ昼間市チラシと当センターホームページに掲載する予定です。また、本誌に情報を掲載されたい方またはご意見は次までご連絡ください。

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