★ 去る10月25日の真っ昼間市6周年記念イベントにつきましては、盛況の内、無事終了したことをご報告すると同時に、これまでのご愛顧に対し、心より感謝いたします。
早くも立冬。そろそろ鍋物が恋しくなる季節ですね。そんな時は、是非、当センターでお得な食材をお求め下さい。

 


旬の食材(水産)


穴子(アナゴ)

アナゴというとマアナゴを指しますが、他に大型の黒アナゴ、赤みを帯びたゴテンアナゴなどがあります。昼は暗い穴倉にひそみ、夜になると小魚やエビをあさり、海底の"殺しや"といった役どころです。ですが"炙り(あぶり)食うときはウナギに伯仲する"とまで評価されています。顔に似合わない美味。これまでは江戸前と瀬戸内海の明石ものが最高とされていましたが、最近は韓国産も輸入され、すし種や天ぷら、煮物、わん種などに使われています。




旬の食材(青果)

● 馬鈴薯(じゃがいも)

 馬に付ける鈴に似ていることから「馬鈴薯」で、ジャガイモはジャガタラから伝わったイモという意味。男爵、メークインが主で、主産地は北海道。重量野菜が敬遠されて、貯蔵がきくことから大規模農家が多い北海道のシェアが高くなっている。周年出回るが5〜6月の新ジャガ、10〜11月の冬物がおいしい。表面にツヤと張りがあって、皮が薄くてふっくらしているものが良品。芽にはソラニンという毒素があり、この部分は厚く削り取る。
デンプンやビタミンB1の多い穀物の特徴と、ビタミンCやカリウムの多い野菜の特徴をあわせもっている。


※ 「旬の食材」記事は株式会社日刊食料新聞発行2003市場ダイアリーより抜粋したものです。


センターぶらり探訪:鶏卵編


高杉商店(第4通路中央)


第4通路中央を通ると、天井いっぱいに積み上げた段ボール箱の間から、にこやかな主人の姿が・・・。今日は鶏卵卸専門店「高杉商店」のご主人にお話を伺いました。
出店のきっかけは?「戦後、実兄が、学生時代にアルバイトとして始めた鶏卵卸販売の会社を興し、軌道に乗ってきた昭和41年当時、まだサラリーマンだった私に、センター開場と同時に出店したこの店をやってみないかと誘われたのがきっかけです。」
どんなお店ですか?「昭和41年の開場時から20年間位がいわゆる※1食品マーケットの全盛期で、府中周辺はもちろん、立川〜田無〜小平辺りの小売商の方が大勢来られ、1日に1.5〜2トン(10キロ/箱×150〜200ケース)と今では考えられない位、大量にさばいておりました。しかし、こうした食品マーケットも徐々に大型スーパーに取って替わられるにつれ、私どものお客様も飲食店などの業務用需要に移っているのが実情です。」鶏卵の流通についてお聞かせ下さい。「昔は、群馬県など南関東にも養鶏農家は多かったのですが、今では、50〜70万羽といった大型化が進み、宮崎、鹿児島・岩手・青森の四県に集中しています。現在、鶏卵は産地直送が主で、先の4県でも前日夕方発送すれば翌日朝には東京に到着出来るほど道路網が整備され、新鮮な鶏卵を召し上がっていただけるようになっています。また、価格については、こうした養鶏農家の大型化・近代化による安定供給と全農など大手流通機構を通して決定されるため、「物価の優等生」と呼ばれるほどで、37年前の開場時とほとんど変わりません。年間を通した価格の変動も500〜600円/箱と昔の半分程度でしょう。」新鮮で良い卵の見分け方は?「お話したとおり、今は生産・品質管理がしっかりしているので、賞味期限さえ見ておけば、まず間違いありません。最近では※2烏骨鶏卵や※3ヨード卵など、一般の卵の数倍もする高級卵が話題となっていますが、グルメ向きの特殊な食材あるいは医学的な効果を期待して召し上がるのでなければ、総合的にみて普通の鶏卵が見劣りすることはないと思います。」
今後も、質の高い鶏卵を低価格で提供して行きたいとの徹底した庶民派のご主人に伺いました。

※1食品マーケット
 生鮮三品を中心に惣菜などの専門小売店が集合した小規模マーケットストア。昭和40〜50年代が最盛期といわれている。
※2烏骨鶏卵(うこっけいらん)
 昔から、中国では、薬膳卵として知られ、日本では江戸時代、大名の卵として知られる高級卵。
※3ヨード卵
 ヨードとは人間に必要不可欠なミネラルであるヨウ素のこと。ヨードを多く含むエサを与えることにより、普通の卵に比べ、多くのヨードを含んでいる。

■ 次号は12月13日号の真っ昼間市チラシと当センターホームページに掲載する予定です


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(担当 大島)
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