■皆様、あけましておめでとうございます。今年の干支はイノシシ。猪突猛進、しゃにむに突き進む荒々しいイノシシのように、当センターも元気よくまっしぐらに進みたいものです。

    ・ 我が宿の、冬木の上に、降る雪を、梅の花かと、うち見つるかも
                         [万葉集 作者巨勢宿奈麻呂]

       大意 私の庭の冬木の上に降ってくる雪を梅の花が咲いていると思って
           見てしまいました。

    ・ めでたさも 中位なり おらが春 (小林 一茶)


旬の食材(青果

れんこん

○品種動向
食用れんこんは、中国から1600年以降日本に伝来し各地に普及した。明治初期に中国種、備中種が導入され全国に普及した。
中国種には関東系のだるまと中国系伊予がある。これは生育が旺盛な長大の浅根種で肉質が厚い。
備中種は、西日本を中心に栽培されている。
在来種は上総、愛知、朝鮮などがあり、関東、東海地方で生産されている。中国種、備中種より細目である。
全国生産量の33.6%を占める茨城県では地下茎の肥大がよい中国種が生産されている。

○生産・消費動向
産地別収穫量の上位5位は@茨城A徳島B愛知C山口D佐賀。おせち料理、慶事の料理には欠かせない野菜である。一般家庭での消費は減少傾向にあるが、外食産業など業務用では安定した需要がある。

○季節
4月下旬から5月上旬にかけて、種れんこんを定植し冬期に収穫する。ハウス栽培もあり、端境期に出荷する。最盛期は11月〜3月で彼岸と正月の需要が多い。

○鮮度の見分け方
太くてまっすぐなもの、肉質が軟らかで、切り口の穴が小さいものがよく、切り口が褐変してないものがよい。肌の色は白〜淡橙色であるが、渋の付着は品質とは関係ない。

○栄養
ビタミンCが豊富、その他、炭水化物、でんぷん、リンなども含まれている。切ると糸を引くのは、ムチン様の粘質物やでんぷんによるもの。これが独特の歯ざわりとなる。

○トピックス
3月〜4月に、水田に種れんこんを植え付けして、秋から冬に収穫するのが、れんこんの作型。ハウス、トンネル栽培で、早期収穫し、6月下旬頃から出荷されるものを市場では「新れんこん」と呼んでいる。これは、肉質が軟らかく、やや小さめだが、価格的に高い。
日持ちがしないので、購入したらその日のうちに調理することが必要。シャキシャキとした肉質を損なわないないように、秋冬のれんこんより調理時間は短めにする。
新れんこんの出回り時期には、サラダなど普段とは違った料理に挑戦したい。


旬の食材(水産

(ほっけ)

  魚屋の店先では魚の花という感じはないが、海を泳ぐ幼魚の大群はまさに魚の花というイメージがぴったり。釣りのシーズンは春だが、食べるなら秋から冬。そのうまさはまさにトップクラス。普通には生干しの開きが出回っているが、取れたてならそのまま刺身でも食べられる。白身の魚だが、その割に脂がのり、さっぱりして、コクがあるというのが身上。ビタミンA、Bなどの栄養価も高いことをお忘れなく。



旬の食材(水産

● 鰯(いわし)

 イワシは今や時代の寵児。栄養食品から健康食品へ、人々の好みは大きく変化。成人病の大敵、コレステロールの蓄積を防ぐEPAという物質をたくさんもっているため。
  また、昔は大晦日の年越しと2月の節分にはイワシを使ったが、今もその風習は残っている。バラバラにしたものが丸干し、竹やワラで通して吊るすものが“目ざし”、エラのところから通すのが“ほおざし”、たくさんつながっているのが“連干し”。

※「旬の食材」記事は日刊食料新聞及び株式会社農経新聞社2000年版「野菜と果物の品目ガイド」より抜粋したものです。


■次号2月10日号の真っ昼間市チラシと当センターホームページに掲載する予定です。

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           (担当  大嶋)

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