■朝晩もめっきり涼しくなり、ようやく秋の香りも深まってきました。食欲の秋とはよく言ったもので、夏に比べると、おなかのすくこと・・・。おいしいものをたらふく食べたい人や学園祭、アウトドアー・レジャーなどまとめ買いが必要な方は是非、当市場をご利用下さい。

十月(かむなづき)、時雨(しぐれ)にあえる、黄葉(もみちば)の、
                     吹かば散りなむ、風のまにまに
                       [万葉集 作者 大伴池主(おおとものいけぬし)]

大意: 10月の時雨に打たれた紅葉が、風に吹かれてはらはらと、散ってゆくでしょう。


旬の食材(青果

やまのいも

○品種動向
  やまのいもの分類には諸説あるが、野菜として流通しているものには、自然薯(じねんじょ)、ながいも、いちょういも、つくねいもなどの種類がある。日本に自生していた在来種で、さといも(里のいも)に対して、やまのいもと呼ばれている。
  ながいもは、やまのいもの代表品種。水分が多く、粘りは少ない。サクサクとした歯触りがある。いちょういもは、“やまといも”とも呼ばれているもので、主に関東地方で生産されている。ながいもよりねばりがある。つくねいもは、やまのいもの仲間で塊形状のもの。奈良県で生産が多かったため、大和(やまと)いもともいう。黒皮の丹波いも、白皮の伊勢いもがある。粘りが強いのが特徴。栽培が難しく、生産地は限定される。自然薯は、ながいもより、長く細い。すりおろしたものは、最も粘りが強い。

○消費動向
  都道府県別収穫量は青森県が35.3%、北海道が27.8%となっており、その他、長野、茨城、群馬など。市場流通では、ながいもの流通量が圧倒的に多い。ながいもは、粘り気が少なくあっさりとし、料理しやすいため、消費が伸びている。やまといもは、おろし料理の用途としては、根強い需要がある。

○季節
  新いもは、10月から出回るが、貯蔵品により周年出回っている。

○鮮度の見分け方
  皮が薄く表面がきれいで張りがあり、傷や斑点のないものがよい。 ながいもは、未熟のものはおろしてから変色するので、頭の部分を折ってしばらくしてから変色しないものを選ぶ。収穫が早すぎると、付根部の太い部分に強いエグ味が残る場合がある。やまといもは、表面が緑色っぽいものはアクが強く内部が傷んでいることがあるので注意すること。

○調理のポイント
  山かけ、とろろ、のり巻き、てんぷら、酢の物、和え物、千切りなど。
  調理する直前に酢水に手をつけると、かゆくならない。新いもはアクが強いので、切ったりおろしたりすると褐変しやすいが、酢を2〜3滴落とすと防げる。やまといもの切り口の褐変は、水をつけて空気を遮ると防げる。

○栄養
  主成分は炭水化物。粘液質は、ムチンというタンパク質の消化吸収を助ける成分と、消化酵素アミラーゼを含んでいる。昔から、滋養強壮によい野菜として利用されている。

 

※「旬の食材」記事は株式会社農経新聞社2000年版「野菜と果物の品目ガイド」から抜粋したものです。

 


■次回は真っ昼間市チラシ11/8号及び当HPに掲載する予定です。

東京都府中市矢崎町4の1
大東京綜合卸売センター
電話 042-364-8211
           (担当  大嶋)

e-mail/oshima@fuchu-doc.co.jp
http://www.fuchu-doc.co.jp/