■早くも師走。一年中で市場が最も華やぐ季節となりました。新鮮なマグロやカニ・タコなどが所狭しと並ぶ様子はまさに圧巻!年末年始の9連休に備えてまとめ買いは如何?羽子板・破魔弓・雛人形もそろう卸売市場はめったにありません。買い物疲れのお父さんには指圧・マッサージもやってま〜す。多摩川のすぐそばにあるちょっとレトロな当卸売センターに是非、一度お越し下さい。

我が宿の、冬木の上に、降る雪を、梅の花かと、うち見つるかも
                          [万葉集 巨勢宿奈麻呂(こせのすくなまろ]

大意: 我が家の庭の冬木の上に降り積もる雪が、まるで梅の花のように見えてきました。


旬の食材(青果

ふじ

○品種動向
  国光とデリシャスの交配種で、農水省果樹試験場盛岡支場で育成された品種。昭和37年にりんご農林1号として品種登録された。果皮は赤褐色で縞状に着色する。
  果肉は硬く粗いが、果汁は豊富で甘味が強く酸味は少ない。

○ 生産・消費動向
  都道府県別収穫量では、青森が全体の53.4%、長野が20.6%で主産地となっている。昭和38年のりんごの大暴落以降、国光、紅玉に代わる品種として頭角を現し、無袋栽培の主力商品として生産量が増加。現在ではりんごの主力品種となっている。

○鮮度の見分け方
  尻が開いて、全体に赤いものがよい。花落ち部の中心が空洞になっているものは適熟したもので、ミツが入りやすい。かってはミツ病として嫌われたが、現在では完熟品の代名詞になっている。しかし、ミツ入りはあまり日持ちがしない。

○栄養
  果糖、ブドウ糖などの甘味成分、リンゴ酸などの甘味成分を含む。そのバランスは品種により異なる。ペクチンの含有も比較的多く、整腸効果がある。切り口は、酸素の作用で褐変しやすいが、塩水につけておくと防げる。

○トピックス
  りんごは、果物の中では調理用として利用される代表的品目である。なかでも、「紅玉」が調理に適している。砂糖で煮るとペクチンが固まるので、ジャムやゼリー最適、レモン汁を加えると味も香りも引き立つ。


新野菜

◆モロヘイヤ

◇種特性
  エジプト原産のシナノキ科の野菜。エジプトでは日常野菜として消費されている。日本でも20年程前から生産され、スーパーなどで販売されている。葉は濃緑色の長楕円形で、先が尖っている。若い枝、葉を野菜として利用する。
  平成8年度の生産量は3,446t。主産県は群馬、三重、秋田など。
  葉を刻むと、やまいもやオクラのようなヌメリが出るのが特徴である。カロチン、ビタミンBの他、ミネラル、カルシウムなども豊富な栄養野菜である。

◇ 調理のポイント
  葉を刻むと独特のヌメリがでてくるので、かきまぜて、納豆のようにしてそのまま食べたり、サラダにも向いている。また、酢の物、てんぷらなど多彩な料理にも利用できる。
  そばや豆腐、コンニャクなどに練り込んだ加工品もある。

※「旬の食材」及び「新野菜」記事は株式会社農経新聞社2000年版「野菜と果物の品目ガイド」から抜粋したものです。


■ 次回は2月14日号の真っ昼間市チラシと当センターホームページに掲載する予定です。

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           (担当  大嶋)

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