■いよいよ師走。なんとなくあわただしい年の暮れを感じさせるこのネーミングも、古人の卓越したセンスの良さを感じさせますね。
  さて、市場にとってもっとも華やかで忙しい12月ですが、市場で働く者にとっては1年間の総決算でもあります。「終わりよければすべて良し」のたとえどおり、どんなに厳しい1年であっても、多くのお客様のパワーがひとつの渦となって市場全体を活気づけてくれます。
  来年の干支は兎。軽やかに野山を走り抜ける姿に似た、明るく前向きな年になることを祈るとともに、皆様も風邪など引かぬよう、健康に留意され、新しい年に向かってまい進されますよう心よりお祈り申し上げます。

 ・ひさかたの、天(あめ)の露霜(つゆしも)、置きにけり、家なる人も、待ち恋ひぬらむ
                     [万葉集 作者 坂上郎女(さかのうえのいらつめ)]

大意: こちらは露や霜が降りる肌寒い季節となりました。もう長く留守にしている家の家族も私の帰りを待ちわびていることでしょう。


旬の食材(青果編)

まいたけ

○品種動向
  サルノコシカケ科のキノコ。ミズナラやシイなどの大木に群生する。太く短い軸にいちょうの葉のような形の傘が伸びる。天然物は高価なキノコとして知られているが、近年は、人工栽培技術が普及し生産も増加しつつある。

○生産・消費動向
  都道府県別生産量の上位5位は@新潟A群馬B北海道C栃木D秋田。
  栽培キノコの中では生産量が最も伸びている。
  まいたけは、秋田県の郷土料理のきりたんぽには、欠かせない素材のひとつである。天然ものは高価なキノコである。
  人工栽培の技術の普及によって、生産量が増加し、周年供給され、スーパーや青果小売店においても、手頃な価格で販売されるようになった。料理用途が広く、食味よいキノコであるため、消費は伸びている。キノコ類のアイテムとしては、比較的新しい商材であるが、生産量は年々拡大している。まいたけ専門のメーカーも出現し、今後も生産・消費は伸びるものとみられる。

○鮮度の見分け方
  茶褐色の部分が濃く、触るとパリッと折れるくらいのものが鮮度がよい。古くなると水分がにじんでくる。

○調理のポイント
  まいたけご飯、すまし汁、和え物、煮物、きりたんぽの具など。しいたけに準じて調理できる。和風料理だけでなく、フランス料理ではサラダ、マリネ、バター炒めなどに用いる。煮

○栄養
  ビタミンD効果を持つエスゴステリン、ビタミンB2などを含む。

「旬の食材」記事は株_経新聞社発行「2000年版野菜と果物の品目ガイド」からの抜粋です。


●魚体の部位別の栄養価●
     
 パート1

部位   栄 養 成 分     薬 効
血合い   ・各種ミネラルが豊富で、
特に鉄は赤身の2倍の含量を誇る
  ・鉄欠乏性貧血の予防
    ・ビタミンA,B群,Dが多い   ・目や皮膚を 健康に保つ
    ・タウリンが豊富    ・骨を丈夫にする
    ・DHA,EPAも含まれる     ・動脈硬化の予防
         
  ※血合いは青魚に多く、イワシの場合は約25%マサバは15%、ブリは14%,サワラの場合は4%を、占める。その栄養価は動物のレバーに匹敵する。

「魚体の部位別の栄養価」記事は社団法人大日本水産会発行の「知って得する魚の話」からの抜粋です。


※次回は真っ昼間市チラシ2/12号に掲載予定です。
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           (担当  大嶋)

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