■6月の陰暦名である水無月とは逆に東京はうっとおしい梅雨となりました。木々の緑が一層深く感じられるこの時期はまた、菖蒲、紫陽花や水芭蕉など色鮮やかな花々の咲き乱れる一年で最も華やかな季節でもあります。ちなみにセンター近隣の郷土の森博物館では7月3日(日)まで『あじさいめぐり』が開催されています。約30種1万株の紫陽花が迎えてくれます。買い物帰りに是非、お立ち寄りください。
 なお、5月26日〜28日開催された『魚御殿10周年イベント』はお楽しみ抽選会や生マグロ解体即売会など好評の内、幕を閉じましたことをご報告すると同時に、参加された方には心から御礼申し上げます。
  また、来月は恒例の『夏休みお楽しみ抽選会』を7月21日(木)〜23日(土)の三日間開催します。
  是非、ご家族づれでお越し下さい。


  ・ひさかたの、雨の降る日を、ただ独り、山辺に居をれば、いぶせかりけり
                                 [万葉集 作者 大伴家持]

大意: 雨の降る日に、一人きりで山辺にこもっていると、気分がめいります。

 

  ・この夕(ゆうへ)、降りくる雨は、彦星の、早や漕ぐ舟の、櫂(かい)のちりかも
                                  [万葉集 作者 不明]

大意:今宵の雨は、彦星が織姫に会えるよう急いで漕いでいる舟の櫂から落ちるしずくかも知れません。


旬の食材(青果編)

びわ

○品種動向
  東南アジア温帯および亜熱帯が原産の果樹。現在の主力品種は、茂木、田中。
  茂木は江戸時代末期に中国から長崎に入ってきた唐ビワの実生から育成された品種で、日本初の経済品種。果重は40g程度で果皮、果肉ともに橙黄色でむきやすく、酸は少なく甘味が強い。
  田中は、明治12年に田中芳男氏が長崎から種子を持ち帰り、東京で育成した品種。果重は60g程度で、果皮は濃橙黄色。果肉はやや硬く、糖、酸とも高く、完熟するまで酸が多いので早取りは、食味が悪い。現在では千葉産が主力。その他、天草早生、長生早生、大房、里見、房光、湯川、白茂木、森本など。

○生産・消費動向
  都道府県別収穫量は、長崎が27.6%、鹿児島が11.2%、香川が10.8%、和歌山が9.6%、愛媛が8.9%で茂木が主流となっている。出回り時期が短い初夏の旬果物として消費は安定しているが、生産量は微減傾向。

○季節
  茂木は5月下旬〜6月上旬に出回る。田中は6月上旬〜下旬に出回る。

○鮮度の見分け方
  果実にツヤがあり、障害がなく、果色がよく毛茸がとれていないものがよい。ビワは収穫時期が高温多湿の梅雨期に当たるため、果実は傷つきやすく、荷傷みしやすい。高温による呼吸上昇によって鮮度が低下し、褐班、腐敗の発生が多くなる。現在では品種改良によって、輸送性・保存性は向上している。

○栄養
  甘味成分は、果糖、ブドウ糖で、酸味は少ない。果物の中では、カロチンの含有量が比較的多い。

※「旬の食材」記事は株_経新聞社発行「2000年版野菜と果物の品目ガイド」からの抜粋です。


※次回は真っ昼間市チラシ7月9日号に掲載予定です。
東京都府中市矢崎町4の1
大東京綜合卸売センター
電話 042(364)8211
           (担当  大嶋)

e-mail : oshima@fuchu-doc.co.jp
http://www.fuchu-doc.co.jp/