■去る4月3日、日本列島をすさまじい勢いで縦断し各地に甚大な被害をもたらしたあの春の嵐が通り過ぎた頃から、当センター周辺でもようやくソメイヨシノが咲き始めました。例年より開花が遅く待ち遠しかったこともあり、あらためてその美しさに魅入られた方が多かったのではないでしょうか。
  さて、4月から新しい生活を始める方も多いことと存じます。食と生活に関わる膨大な商品がどれもお手頃な価格で買える当センターに是非、一度足を運んでみてはいかが?こんな楽しい市場が東京にあったのかと驚かれること受け合いです。
  今年は、MLBテキサス・レンジャーズに入団したダルビッシュ有選手の活躍を祈り・・・。

・春の野にすみれ摘みにと来しわれそ、野を懐かしみ一夜(ひとよ)寝にける
                                [万葉集 作者 山部宿禰赤人]

大意:春の一日、すみれの花を摘みに野原にやって来て、あなたの喜ぶ顔を想いながら夢中になって摘んでいたら、心地よさに一晩野原で寝入ってしまいました。


旬の食材(青果編)

 木の芽

○品種動向
  サンショウの若芽をつま物として利用する。周年出荷できるように苗を仕立てて温室栽培されている。アサクラサンショウ、ヤマサクラサンショウなどの品種がある。

○生産・消費動向
  香りを生かして、吸い物の吸い口、筍の煮物、焼き魚に添えるつま物である。需要の中心は業務用であり、生産、消費とも安定している。ひとつの芽から数枚の新芽が展開したものを、元芽から順に1枚ずつていねいにつまみ取って、風に当てないように箱詰めで出荷される。

○季節
  東京、埼玉、岡山、兵庫、愛知が産地で、周年出回っているが、旬は4月〜5月である。

○鮮度の見分け方
  軟らかく、いきいきとして香気に富んでいるものがよい。緑が濃くて葉の大きいものはやや硬い。鮮度が落ちたものは葉の中に黒い斑点が出てくる。

○調理のポイント
  香辛料、和え物、三杯酢、さんしょう味噌。白味噌、すりつぶした木の芽、みりん、砂糖を適宜すり混ぜ、薄味に下煮したイカ、タコ、たけのこなどに和える。
  つま物に使う場合は、手のひらでポンと叩くと細胞が壊れ香り成分が出てくる。

○栄養
  酸味はサンショールという成分によるもの。

 

※『旬の食材(青果編)』は株_経新聞社発行「2000年版野菜と果物の品目ガイド」より抜粋したものです。


※次回は真っ昼間市チラシ5月12日号に掲載予定です。
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           (担当  大嶋)

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