■早くも6月(陰暦:水無月)。雨降りの続く梅雨のイメージが強いのですが、菖蒲・紫陽花・水芭蕉など色鮮やかな花の咲き乱れる一年で最も華やかな季節でもあります。近隣の府中市郷土の森博物館では6月9日(土)〜7月8日(日)の一ヶ月間、恒例のアジサイまつりが開催されています。センターでの買い物帰りに是非、お立ち寄りください。            

 ・この夕(ゆうへ)、降りくる雨は、彦星の、早漕ぐ舟の、櫂(かい)の散りかも
                                   [万葉集 作者 不明]

大意: 今晩、降る雨は、彦星が早く織媛に会いたくて、天の川を急いで渡ろうと必死に舟をこぐ櫂(かい)から飛び散る滴(しずく)かもしれません


≪知って得する魚の話≫

スタミナ不足には『ウナギの蒲焼き』

 ○なんとなく元気がでない、からだがだるいといった人には、ウナギをおすすめします。「土用の丑の日にはウナギ」といわれるように、ウナギはスタミナ補給に大変有効です。

 ☆まず、ウナギには、ビタミンB1が多く含まれています。ビタミンB1は、糖質を体内でエネルギーに変えるときに必要な栄養素で、これが不足すると体内に疲労物質(乳酸)が溜まってからだが疲れやすくなります。

 ★白米(糖質)を主食にしている日本人は、もともとビタミンB1が不足しやすく、さらに現代人が好んで食べる加工食品の大半はビタミンB1の含有量が少ないため、潜在的なB1不足の人は結構多いと思われます。

 ◇ウナギは、そうしたB1不足の解消に最適です。ウナギの蒲焼きを100c食べれば、ビタミンB1の一日の所要量を補給できます。また、ウナギの油に豊富なDHAは、血行をよくして細胞の段階からからだを元気にしてくれます。特に、持久力の向上に有効で、運動選手の体力増強にも利用されています。

 ◆ウナギのほか、コイやフナにもビタミンB1が比較的多く含まれています。

 疲労回復・滋養強壮という意味では、牡蠣(カキ)やシジミも非常に有効です。からだの疲労は肝臓機能のおとろえに由来しているケースも多いのですが、牡蠣やシジミには、肝臓の機能を高めるタウリンがたくさん含まれています。

 □それを知ってか知らずか、昔の英雄たちは好んで牡蠣を食べたという逸話が残っています。たとえば、ナポレオンはフランス沿岸の牡蠣を食べつくしたとか、ドイツ帝国の初代皇帝ビスマルクは一度に175個の牡蠣を食べたともいわれています。彼らの活力源は、牡蠣にあったのかもしれません。

 ■また、ワカメやコンブなどの海藻類に豊富なヨードも体力増強に有効ですし、ウニやナマコ、ホヤなども、強壮・強清食として昔からよく知られています。

旬の食材(青果編)

ミニトマト

○品種動向
  果重20g前後で適熟する小型のトマト。丸玉のチェリートマト系と洋梨型のペアートマト系の品種がある。主産地で導入している品種は、チェリー系の品種で、サンチェリー、ミニキャロル、チェルシーミニ、ピコ、プチ、小鈴など。

○生産・消費動向
  平成10年産の作付面積は1,350ha,収穫量は74,100t。都道府県別収穫量の上位5位は@熊本A愛知B北海道C千葉D群馬。消費は、成長期から安定期に移行している。

○季節
  トマトと同様に夏が旬であるが、施設栽培が主力なので、周年安定して出回っている。

○鮮度の見分け方
  果皮の張りがよく、濃赤色で、ヘタがピンとしているものがよい。風味は穏やかで、皮は軟らかい。

○栄養
  ビタミンA、ビタミンCを多く含み、普通のトマトよりも多い。.

※≪知って得する魚の話≫は社団法人日本水産会発行の同題名冊子より、『旬の食材(青果編)』は株_経新聞社発行「2000年版野菜と果物の品目ガイド」より抜粋したものです。



※次回は真っ昼間市チラシ7月14日号に掲載予定です。
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電話 042(364)8211
           (担当  大嶋)

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