■梅雨空の間から時折のぞく日射しが真夏を予感させる7月到来。小暑、大暑と徐々に暑さが増して行く旧暦に、古人の卓越したセンスを感じます。  
  さて、当センターでは今月26日(木)から28日(土)の三日間14回目となる「夏休みお楽しみ抽選会」を開催します。
  おなじみの金券の他、市場ならではの万福牧場賞や各店賞など素敵な景品がもれなく当たります。 更に、今年は大手食品・調理器具・文房具メーカー50社が一堂に会し、大試食・実演会を行います。(27,28日)新メニュー提案や新商品等普段お目にかかれないプロの世界に近づけるかも。また、センターの食堂4店が三日間限定夏メニューを企画! 夏休みの一日をご家族連れで是非、お楽しみ下さい。  

 ・風をいたみ、沖つ白波、高からし、海人(あま)の釣舟、浜に帰りぬ
                                      [万葉集 作者 角麻呂]

大意: 風がことのほか強く、沖の波が高く荒れているようです。漁師の釣り船がもう浜に帰って来ましたから

旬の食材(青果編)

しょうが

・品種動向
  熱帯アジア原産の野菜。地中で肥大する塊茎部分を食用とする。根塊重量により、大しょうが(800g〜1kg),中しょうが(500g〜600g),主に葉しょうがに利用する小しょうが(300g〜400g)に分類され、次のような品種がある。

 ・大しょうが=近江、印度
 ・中しょうが=房州、らくだ、土垂、三州、
  ・小しょうが=谷中、金時

 葉しょうがは、根茎が比較的小型で、茎が多く出て、葉柄基部が鮮紅色の品種。金時、三州、谷中が使われる。

・生産・消費動向
  根しょうがの平成8年産の作付面積は1,936ha,収穫量は40,092t。都道府県別収穫量の全体の46.1%が高知で、次いで千葉、熊本など。過去5年間の推移をみると、中国、タイ産の輸入の影響により、作付面積、収穫量ともに減少傾向にある。
  葉しょうがの都道府県別収穫量は全体の49.2%が千葉で、次いで21.4%が静岡、その他、埼玉、茨城となっている。
  独特の香りと辛みは日本料理、中華料理には欠かせない香辛料理である。独特の辛みは、ジンロゲン、ショウガオールという成分で、殺菌効果や肉、魚の臭い消しに効果がある。葉しょうがは主に関東地方で消費される。
  しょうがの流通では、根しょうがは、中国、タイ産などの輸入物の進出が顕著で、周年供給されており、価格も大幅に安いため日本国内流通では定着している。

・季節
  根しょうがは、7月に新物が出回り、貯蔵品により周年出回る。葉しょうがは季節商材として5月〜9月に出回る。中国産の根しょうがは周年出回る。

・鮮度の見分け方
  根しょうがの新物は皮にシワがなく、みずみずしいもの。ひね物は皮に傷がなく、ふっくらとし、肌のなめらかなものがよい。
  葉しょうがは、繊維が軟らかく、みずみずしいものがよい。

・栄養
  栄養分として目立ったものはないが、辛味や香りがよく、食欲をそそる効果がある。独特の辛みは、ジンゲロン、ショウガオールによるもの。殺菌作用、肉、魚の臭い消しに使われ、中華、和風料理には欠かせない香辛料である。

 

※『旬の食材(青果編)』は株_経新聞社発行「2000年版野菜と果物の品目ガイド」より抜粋したものです。


※次回は真っ昼間市チラシ8月11日号に掲載予定です。
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           (担当  大嶋)

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