■12月(旧暦:師走)。米国の動物学者エドワード・S・モースは東京帝国大学に招かれ大森貝塚を発見するなど大きな足跡を残した人物ですが、『日本での日々』と題する、エッセイを残しています。当時(明治初期)の平民階級の日本人がいかに優れた品格と思いやりあるいは感謝の気持ちを持って暮らしていたかが生き生きとつづられています。中でも子供に関する件(くだり)は、モースの鋭い洞察力と偏見のない彼の人柄を表していると思います。『日本の子供ほど、優しく、大事にされている国はないだろう。笑顔で一日中過ごす日本の子供たちは心から幸せそうに見える。』
  さて、市場が最も活気に満ち、華やかになる時期到来。来る14日(土)の真つ昼間市ではお馴染みのスタンプラリーお楽しみ抽選会の他、昨年も大好評の『並んでゲット!タイムセール』などまさに年内総決算となるお得なイベントを開催します。(詳しくはhttp://www.fuchu-doc.co.jp)是非、ご参加ください。

・うつくしや 年暮れきりし 夜の空

大意 〜 なんと美しい星空でしょう!また、新しい年を迎えることができるのですね。[小林 一茶]


旬の食材(青果編)

わけぎ

・品種動向
  ねぎ類の変種で、一株で分けつが20〜30に分かれる特性が名称の由来といわれている。ねぎと分けつ性のたまねぎの交雑により育成されたもの。西日本を中心に生産されている。関東地方で生産されているわけぎは、葉ねぎの一種の「分けねぎ」というねぎで、本来のわけぎとは素性が違う。
  在来種が多いが、関西のわけぎには、早生種の白小玉種、晩生種の紫大玉種などがある。

・生産・消費動向
  平成8年産の作付面積は427ha,収穫量は9,034t。産地別収穫量の上位5位は@広島A千葉B愛知C沖縄D埼玉。関西地方では、鍋物料理に欠かせない野菜である。その他、ぬた(酸味噌和え)にはわけぎが最もふさわしいとされている。需要の主力は業務用であり、一般向けには、白ねぎ、こねぎで代用できるため、消費は減少している。

・季節
  周年出回っているが、鍋物需要と連動するため、冬場の出回りが多い。

・鮮度の見分け方
  葉長が30〜40cmで、古葉や枯葉のないもので、葉の先までピンと張っているものがよい。根がらっきょうのようにふくらんでいるものは商品価値がない。
  太さが揃っていることが大切で、病気がないか注意すること。

・栄養
  ビタミンB2、ビタミンC、カロチン、カルシウムを多く含む。

 

※『旬の食材(青果編)』は株_経新聞社発行「2000年版野菜と果物の品目ガイド」より抜粋したものです。



※次回は真っ昼間市チラシ1月11日号に掲載予定です。
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