■早くも2月(旧暦:如月)。二十四節気の“立春2/4”はポピュラーですが、“雨水2/19”はあまり知られていませんね。雪から雨に変わり、氷が解けて水になるという意味だそうで、古来、農耕を始める目安とされてきました。自然の変化を冷静に観察しながらも、春の訪れを心待ちにする古人の想いが伝わるネーミングだと思います。
  さて、近隣の府中市郷土の森博物館では、恒例の梅まつりが2月8日(土)から3月9日(日)まで開催されます。約60種1,100本の梅が園内に咲き誇る様はまさに圧巻!但し、近年は開花が遅れる年が多く、事前に開花情報を確認してください。武蔵野線、南武線の府中本町駅から程良いウォーキングコースとなっており、当センターを抜ける近道がありますので、ついでに市場の雰囲気も味わってくださいね。
  2月8日(土)第1通路東側に100円ショップ“ミーツ府中DOC店”が新規開店します。生活雑貨を中心とした品揃えで、センターのお客様のニーズにあった店作りを目指すとのことなので、ご愛顧を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

  ・今日(きょう)降りし、雪に競(きほ)いて、我が宿の、冬木の梅は、花咲けにけり

  大意 〜 突然降りだした雪の白さに負けじと、我が家の梅が、あわてて花を咲かせました。                                       
                                              [大伴家持]


旬の食材(青果編)

うど

・品種動向
  ウコギ科の植物で、日本では古くから野生のものを食用として利用してきた。主力品種は、伊勢白、愛知坊主、紫。伊勢白は、やや細目で芽は丸く促成栽培用の品種。愛知防主は葉柄が短く茎が主体となる。紫は根株の芽が紫色となるのが特徴。軟化茎は毛が多く白色で、色素がほとんどないという。うどは露地の盛土栽培で生産する「山うど」(緑化うど)と、根株を移植して暗所で軟化栽培する「軟化うど」がある。

・生産・消費動向
  平成8年産の栽培面積は、盛土栽培が528ha,伏込栽培が1,414ha。収穫量は盛土栽培2,039t。伏込栽培が5,234t。産地別収穫量の上位5県は盛土栽培が@群馬A栃木B山形C福島D長野。伏込栽培が@群馬A栃木B埼玉C東京D秋田
  軟化うどは周年出回っているのに対し、香りが強く、歯ざわりがよい山うどは、春の季節商材として、消費は好調である。

・季節
  軟化うどは周年出回っているが、12月〜4月の出回り量が多く、夏秋は少ない。やまうどは、2月〜4月が最盛期。

・鮮度の見分け方
  株の切り口から穂先まで同じ大きさで、重量があり、穂先がピンと張っているものがよい。軟白部の白さ、芽先、はかまの色がポイントとなる。鮮度が低下すると、軟白部の着色、はかま部の褐変、トロケが起こる。山うどは、30cm〜40cmくらいに伸びたものがよく、あまり大きくなったものは下部が硬くなって食べられないことがあるので注意する。

・栄養
  栄養素の主成分は糖質。ビタミン類や無機質の含有量は少ない。アクが強いが、これは樹脂様物質とタンニンなど。水につけると抜ける。

 

※『旬の食材(青果編)』は株_経新聞社発行「2000年版野菜と果物の品目ガイド」より抜粋したものです。


※次回は真っ昼間市チラシ3月8日号に掲載予定です。
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