■ 皆さま、新年明けましておめでとうございます。今年もセンターは一丸となって『お得』で『活気ある楽しい市場』を目指して頑張りますので、ご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。
さて、今年の干支は羊。世界中が平和で穏やかな一年であることを願って止みません。皆さまも体調管理には充分気を付けて、健やかな一年を過ごされますよう、お祈り申し上げます。


・正月(むつき)立ち春の来たらば、かくしこそ梅を招きつつ、楽しみ終(を)へめ

     大意 〜正月が来て、めでたい新春を迎えたのですから、梅の花を愛でて、楽しく過ごしましょう。

[万葉集 大弐紀卿(だいにきのまえつきみ)]



旬の食材(青果編)

 くわい

・品種動向

オモダカ科の多年生の水生植物で、根茎の先端が球形に肥大し、これを食用とする。次のような種類がある。
[青くわい]塊茎は偏円形でツヤのある青藍色で肉質、食味ともによい。新田くわい、京くわいなどの品種がある。
[白くわい]大型の長円形で、外皮は白色で、食味は淡泊である。別名、支那くわいともいう。主に中国で生産されており、日本での生産は少ない。
[吹田くわい]小型のくわいで、肉質は緻密で、くわいのなかでは、最も食味のよい品種。主に高級料亭で使われる。 

・生産・消費動向

平成8年産の作付面積は171ha,収穫量は1,173t。都道府県別収穫量の上位5位は@広島A埼玉B愛知C大阪D新潟。過去5年間の推移を見ると、作付面積、収穫量ともに減少傾向にある。年末には、中国からくわいが輸入される。平成10年における東京都中央市場のくわいの入荷量は171t,そのうち中国産は約37t。
くわいという名称は、「鍬芋(くわいも)」がなまったもの。根塊に芽がでた状態で流通しているので、「芽がでる」ということで縁起をかつぎ、正月料理、お祝い料理に用いられる。需要のピークは12月中旬以降で、この時期に集中的に出荷される。
くわいの流通上の商品価値は、形、色、ツヤが決め手となる。芽が落ちたものは商品価値が半減するが、食味はあまり変わらない。中国産のくわいは、白くわいである。大黒くわいは、外観がくわいと似ているが、くわいとは全く別の種類である。

・鮮度の見分け方

直径4cm程度の円球形で、外皮が冴えた青色をしており、芽が根部にしっかりと付いているものがよい。大きすぎるものは、スが入っている場合がある。

・栄養

でんぷんが主成分。タンパク質は、さつまいもの約4倍、さといもの約2倍含んでいる。


※『旬の食材』記事は、農経新聞社発行「野菜と果物の品目ガイド」から抜粋したものです。

 

 

 



※次回は真っ昼間市チラシ2月14日号に掲載予定です。
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