大東京綜合卸売センター新聞
平成27年8月8日号

 

8月[旧暦:葉月]。今年は夏日の続いた5月から、温度差の激しい6月を経て、大型台風上陸後にようやく梅雨があけるとういうジェットコースターのような変化の多い盛夏突入でしたが、体調をくずした方も多かったことと思います。そんな方は、是非、当センターにいらっしゃって、夏バテ解消の食材を探してみたらいかがでしょうか。


さて、来る7月24(金)、25日(土)開催した「夏休みお楽しみ抽選会:夏まつり」は猛暑の中、大勢のお客様にお越しいただき、たいへんな賑わいとなりました。来場されたお客様には厚く御礼申し上げます。


暦の上では、立秋となり以後は残暑となりますが、真夏の市場も是非、一度のぞいていた

だければ幸いです。
             

・石麻呂(いわまろ)に、我(わ)れ物(もの)申(まを)す、夏痩(や)せによしといふものぞ、

鰻(むなぎ)捕(と)り食(め)せ

  大意〜 やせ細った石麻呂さん、夏痩せに効果があるという鰻を捕って食べなさい

  ※万葉の時代から、鰻に強壮効果があるということが知られていたようで、何となくユ

ーモラスなうたですね。

                                      [万葉集 作者:大伴家持]

        


◆旬の食材(果物編)〜マスカット・オブ・アレキサンドリア

・品種動向

エジプト原産の品種。ヨーロッパに渡り、イギリス、ベルギーなどで温室栽培が行われるようになった。日本には明治5年に導入され、現在でもぶどうの中では高級品種として知られている。大房系で黄緑色、独特の甘味と芳香は、マスクメロンとともに格調の高い果物としての優美さをそなえている。マスカットとは、じゃ香の香りがするという意味。


・生産・消費動向


東京都中央市場における平成10年の入荷量は224t,
単価2,055円(1kg)。入荷量は減少傾向で、単価はいく分上昇している。都道府県別入荷量は96.7%が岡山となっている。ぶどうの中では構成比は低いが、単価は最も高い。
アレキサンドリアは、栽培には高度な技術と施設が必要なことなどから、歴史的に岡山の特産品として定着している。


・季節
出荷時期は6月〜11月であるが、7月〜10月の入荷量が多い。これ以外の時期にも、少量ではあるが周年出荷される。


※「旬の食材」記事は、農経新聞社発行「野菜と果物の品目ガイド」から抜粋したものです。

 


 

◇知って得する魚の話〜骨軟化症、骨粗鬆症の予防には「煮干し」

 現代人は骨が弱いと、よくいわれます。その背景には、骨の材料になるカルシウムの摂取量が不足しがちなこと以外に、日光に当たる機会が少ないこともあるでしょう。


日光に当たる時間が少ないと、丈夫な骨の形成に不可欠なビタミンDが不足して来ます。本来、私たちのからだの皮膚表面では、太陽の紫外線によって随時ビタミンDが生成されるしくみになっていますが、一日の大半を屋内で過ごす現代人は、体内で作られるビタミンD量が激減していると思われます。


ビタミンDは、骨のカルシウム代謝を調節している重要な栄養素です。こえが不足すると、骨のカルシウムがどんどん抜け出てしまい、いくらカルシウムをたくさんとっても体内で有効に活用することができません。


特に、成長期の子供のビタミンD不足は深刻で、くる病になる危険性があります。くる病とは、骨の発育不全で関節が肥大したり背骨が大きく湾曲するおそろしい病気です。大人でも、ビタミンDが足りないと、骨の強靭さが失われて簡単に変形しやすくなる骨軟化症という病気を招きます。


また、高齢者に多い骨粗鬆症の発生にも、ビタミンD不足が深く関係しているとされています。


骨粗鬆症は、骨の中のカルシウムが減って骨がスカスカになり、もろく折れやすくなる病気ですが、こうした患者さんにビタミンDをあたえたところ、骨がしっかり詰まってきたという報告もあります。


魚介類は、ビタミンNDとカルシウムをともに豊富に含む貴重な食材です。
特に、ビタミンNDの多い内臓と、カルシウムの多い骨を丸ごと食べられるイワシの丸干しや煮干しは、丈夫な骨作りに最適です。丸干しなら二尾、煮干しなら30g程度で、カルシウムとビタミンDの一日の所要量がとれます。


※「知って得する魚の話」記事は、社団法人大日本水産会「知って得する魚の話」から抜粋したものです。


※次回は真っ昼間市チラシ9月12日号に掲載予定です。


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