大東京綜合卸売センター新聞 平成29年1月14日号

■  1月[旧暦:睦月]。明けましておめでとうございます。おかげさまで年末の当センターは大入りとなり、開場50周年のフィナーレを華やかに飾ることが出来ました。改めて、ご来場いただいたお客様に心より御礼申し上げます。
さて、今年の干支は酉。酉のつく年は商売繁盛に繋がると言われております。とにかく今年もさらにパワーアップしてお客様の期待に添えるようセンター一丸となって頑張りますので、ごひいきのほどよろしくお願い申し上げます。

  ・新しき 年の初めの 初春(はつはる)の 今日降る雪の いやしけ吉事(よごと) 

  大意〜新しい年を迎えた初春の今日  めでたく降っている雪のように 今年は良いことがますます積もりますように
                   

                                                    [万葉集 作者:大伴家持]

 

■知って得する魚の話 〜 肝臓を元気にする「シジミの味噌汁」

  肝臓は、からだの中で最も大きい臓器で、食物中の栄養素を体内で利用しやすい形に加工したり、有害物質を解毒する、いわば「化学工場」のような働きをしています。健康を保つうえでまさに“肝腎かなめ”の臓器ですから、日頃から肝臓をいたわる生活を心がけたいものです。


 魚介類には、肝臓の働きを活性化する栄養素がたくさん含まれています。
たとえばタウリン。タウリンには、肝臓の解毒能力を高める働きがあります。ですから、タウリンの豊富なタコやイカ、カニ、貝類などは、お酒の飲み過ぎによる肝臓障害の予防と改善にはもってこいの食材です。


 また、肝臓が元気になるとからだ全体の活力がよみがえってくるので、疲労回復、体力増強、滋養強壮などの効果も期待できます。


 一方、昔から肝臓にいい食品として知られているのが、シジミです。シジミに豊富な鉄分は、赤血球の材料として不可欠のミネラルですから、これが体内にたくさんあると、肝臓に十分な酸素が補充されてその働きが活性化されます。
また、シジミのたんぱく質は非常に良質で消化・吸収がよく、メチオニンを多く含むことから、肝臓に負担をかけずに体内で有効活用できます。  


 さらに、シジミは黄疸の解消にも有効です。黄疸は、肝臓の機能が低下し、ビリルビンという物質が肝臓や血液にたまることで生じますが、シジミは肝臓の働きをよくしてビリルビンを胆汁に出し、スムーズに排泄するのに役立ちます。
過労やストレスが続いたり、お酒の飲みすぎなどで肝臓が弱っているなと感じたときはシジミの味噌汁を飲んでみるといいでしょう。


 そのほか、先にあげたタウリンや、青背の大衆魚に豊富なEPA・DHAは、血液中のコレステロールおよび中性脂肪を減らす効果があるため、近ころ急増している脂肪肝の予防と解消に有効です。

 

 ※本記事は社団法人大日本水産会「知って得する魚の話」から抜粋したものです。


 

◇ごぞんじですか 〜 この野菜と果物〜ズッキーニ ウリ科

■学 名  Cucurbita squash pepo L


■原産地  北アメリカ南部


■概 要   つる性の一年草。ズッキーニはイタリア名で、外観はキュウリに似ているが、ペポカボチャの仲間であるベジタブルマロー系の一品種である。ヨーロッパ、とくに南フランスからイタリアにかけて普及し、その後アメリカにも広まった。


 ズッキーニは、キュウリよりも一回り大きく、皮は光沢があり、濃緑色のものと黄色のものがある。歯ごたえ、味ともにナスに似ている。南フランス料理やイタリア料理に欠かせない野菜である。


 最近、未熟なうちに花ごと採取した「花ズッキーニ」も料理素材として注目されている。花には特別な味や香りはない。
我が国でのズッキーニの利用は、昭和50年代初めにアメリカから輸入されたのが始まりだが、現在では国産品が主力となっている。


■食べ方   生食は不向きで、熱を加えて調理するのが基本である。スライスしてしてバターで炒めそのまま食べたり、油で炒めてから煮物の材料とする。また、中をくりぬいて詰物をしたりして食べる。花ズッキーニは花の中にキノコ、トマト、鶏肉、魚介類などを詰めて蒸し、バターソースをかけて食べる。


■出回り期 メキシコ、アメリカ、ニュージーランドから入る。千葉、長野、愛知からの入荷が多い。

 本記事は東京都情報連絡室情報公開部都民情報課発行東京都市場衛生検査所編集「ごぞんじですか この野菜と果物」より抜粋したものです。

 

 

 

 


 

※次回は真っ昼間市チラシ2月11日号に掲載予定です。

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