大東京綜合卸売センター新聞 平成29年2月11日号

■  2月[旧暦:如月]。時折、射す午後の日差しはまさに春の予感。稀勢の里関、おめでとうございます。初優勝時のインタビューは、語らずとも気持ちが伝わる千両役者の風格でした。圧倒的に強い横綱として、今後の活躍をお祈りします。

さて、2月1日より3月12日まで恒例の“梅まつり”が近隣の府中の森博物館で開催されています。昨年末の気温が高く、 例年より見ごろが早そうとのことです。同時に2月1日から5月31日までの期間中“府中ぐるっとスタンプラリー”が開催されます。武蔵野線府中本町からサントリー工場〜大東京綜合卸売センター〜府中の森博物館と丁度よい散歩コースとなっており、是非、一度お越しください。

 

     ・梅の花、今盛りなり、百鳥(ももとり)の、声の恋(こほ)しき、春は来(きた)るらし 

      大意〜梅の花が、今を盛りと咲いています。たくさんの鳥の鳴き声が聞きたくなる春が来たのですね。

                                                    [万葉集 作者:小令史田氏肥人]

 

 

■ 知って得する魚の話 〜視力障害に効く「アンコウ鍋」 

  目の機能を健康に保つには、「目のビタミン」といわれるビタミンAが不可欠です。
私たちの目は、薄暗いところでもある程度視界がきき、また、明るい場所から急に暗い場所に入ってもすぐに順応する能力があります。

 これらの能力は網膜の中にあるロドプシンという色素によって調節されていますが、このロドプシンを作る際に欠かせないのがビタミンAなのです。


 したがって、ビタミンAが大幅に不足すると「夜盲症(鳥目)」になります。このほか近頃急増しているドライアイ(眼球乾燥症)や涙目も、ビタミンA不足が関係しているといわれています。


 これらの症状は、ビタミンAを十分にとればすみやかに改善されるので、夜盲症やドライアイが疑われたら、ビタミンAの豊富な魚を食べてみてください。


 アンコウの肝などは最適です。鍋にして食べれば味覚的にもおいしく、冬場の寒い時期はおすすめです。 ただし、ビタミンA(レチノール)の取りすぎは、過剰症を引き起こします。頭痛やめまい、皮膚障害、肝障害のほか、妊娠中の女性の場合、胎児に影響することもあるので特に要注意です。

 アンコウの肝がいいといっても、毎日続けて食べたり、一日何度も食べるのは好ましくありません。ビタミンA含量が破格に多いヤツメウナギも同様です。


 ビタミンA不足が著しくて、夜盲症などの症状が出ているときはアンコウ鍋で速効的にビタミンAを補充し、あとは毎日の食事で、ふつうの魚を食べていれば十分です。


 DHAの豊富な青魚も、視力の改善に役立ちます。ほかに、イカやタコ、エビに豊富なタウリンも視力の回復に有効とされています。

  ※本記事は社団法人大日本水産会「知って得する魚の話」から抜粋したものです。

 


 

◇ごぞんじですか   この野菜と果物〜クレソン アブラナ科

■学 名  Nasturtium officinale R.Br


■原産地  ヨーロッパ及びアジアの温帯

■概 要   ヨーロッパでは古くから野生のものを食用としており、フランスで14世紀から、ドイツでは17世紀ごろから栽培利用が始まった。栽培種は野生種から選ばれ、改良された品種である。


 わが国には明治初めに渡来し、オランダからやって来た辛味のある菜という意味で、オランダガラシと呼ばれた。


 湿地に生える多年草で、今では世界各地に分布しており、わが国でもきれいな川などに自生している。


 茎は50cm以上にもなり茎の節からひげ根を出してふえる。葉は濃緑色で、頂部のものは卵円形で大きく、側部のものは楕円形で小さい。


 特有の強い香りと辛味がある。辛味の成分は、カラシなどと同じシニグリンである。


■食べ方   肉料理の添え物、サラダ、スープなどに使う。和風料理では、おひたし、てんぷらなどに用いるほか、味噌汁にしてもよい。


■出回り期 アメリカなどから少量入るが、ほとんどが国産で年間出回る。神奈川、静岡産が多い。

 本記事は東京都情報連絡室情報公開部都民情報課発行東京都市場衛生検査所編集「ごぞんじですか この野菜と果物」より抜粋したものです。

 

 

 

 

 


 

※次回は真っ昼間市チラシ3月11日号に掲載予定です。

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