大東京綜合卸売センター新聞

          平成29年4月8日号

■ 4月[旧暦:卯月]。東京の桜の開花は3月22日に発表されましたが、その後、気温の低い日が

続いたため、なかなか見頃とならず、今年は

少し遅いお花見のシーズンとなりました。


  さて、大相撲3月場所は新横綱稀勢の里の劇的な逆転優勝となりました。

 これは亡き師匠鳴門親方(横綱隆の里)の横綱

昇進後全勝優勝には及びませんでしたが貴乃花以来22年振りの快挙となりました。

 隆の里と言えば『千代の富士キラー』としても有名で、取り口を徹底的に研究し、その希代の

怪力で大きく勝ち越した力士でもありました。

 稀勢の里関も恩師に負けないような記憶に残る横綱を目指してほしいと思います。


 なお、今月中には第4通路中央に業務用総合食品卸の店「旭丸(あさひまる)」が新規オープンする予定です。

 お得な商品が多数並ぶとのことですので

是非、ご期待ください。

 

 ・石(いわ)ばしる、垂水(たるみ)の上の、

   さ蕨(わらび)の、

    萌え出づる春になりにけるかも

 

  大意〜岩を流れる滝のほとりに、蕨が一斉に

       芽を出してきました。

       待ちに待った春が訪れたので

       しょうか

   [万葉集 作者:志貴皇子(しきのみこ)]

 

 

 

 

■知って得する魚の話  : 

 ビタミンA〜目と皮膚を保護する

 ビタミンAの作用を持つ物質は、大きく分けて二つあります。

 一つは、動物性食品に含まれるビタミンAの本体「レチノール」。

 そしてもう一つが、植物性食品に含まれるビタミンA前駆物質(体の中でビタミンAに変わる物質)の「プロビタミンA」です。


 後者のプロビタミンAにはいくつか種類がありますが、最もよく知られているのが

「ベータカロチン」です。これはレチノールが二つくっついた形をしていて、小腸で吸収されるさいに約半分がレチノールに変化します。

 ビタミンA類の主な働きは次のとおりです。


☆目の機能を正常に保つ=薄暗いところでもモノが判別できたり、急に暗い場所へ入っても

すぐに順応できる能力を調節する。

夜盲症の予防に有効。


☆皮膚を健康に保つ=上皮細胞(皮膚、呼吸器や消化管の粘膜など)を保護する、粘液の分泌を促す。肌荒れ、細胞のガン化、感染症の予防に有効。


 この他、ベータカロチンには活性酸素を無毒化する働きもあります。


 活性酸素というのは、呼吸で取り入れた酸素の一部が変化してできる毒性の強い悪玉酵素です。

 からだにはこの活性酸素の毒を消す力が

そなわっていますが、その体の対応能力を越えて

量に活性酸素が発生すると、からだの基本物質

である脂質を傷つけ、さまざま病気を誘発します。

 動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞、ガンのほか、老化の進行にも活性酸素が深く関わっていると

いわれています。


 ベータカロチンには、この悪玉の活性酸素をすみやかに捕まえて無毒化する作用(抗酸化作用)

があるのです。


 ビタミンAの一日の所要量は、成人男子で

2000IU、成人女性で1800IU。

 魚介類はこの有効な補給源となります。(図A)


魚類はビタミンA(レチノール)が豊富ですし、

海藻類はベータカロチンの宝庫です。

 

 


 

◇図   
ビタミンA含有量の多い魚介類 [可食部(生)100g

あたり]

ヤツメウナギ 25000 IU
ギンダラ    6300
ウナギ     4700
ハモ       2000
アナゴ      1700
ドジョウ      560
カラフトシシャモ 530
ウルメイワシ   430
シルバー     330
ニシン       300
マナガツオ    300
タニシ       580
ホタルイカ    5000
ウニ        1200
オキアミ      610
干しヤツメウナギ150000
アンコウ肝    28000
ウナギ肝     15000
干しアマノリ    14000
ウナギ蒲焼    5000

 

※本記事は社団法人大日本水産会「知って得する魚の話」から抜粋したものです。


 

※次回は真っ昼間市チラシ5月13日号に掲載予定です。

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